「研究」 一覧

里見弴の「椿」

2022/12/17   -研究

知人のNさんから、長野の信州新町の有島生馬記念館に立ち寄った、というメールをもらった。有島三兄弟の資料がいろいろと保存されているという。Nさんのご主人は、三兄弟の一人、里見弴(さとみ・とん)に私淑して ...

千早振る

2022/11/20   -研究

昨日(11月19日)の午後、紀尾井ホールで催された、「第十回 青山よかちょろ落語会」を聴きに行った。青山高校落語研究会のOBたちが演ずる会である。OBといっても、演者の大半は、すでに八十路を越えており ...

……させていただきます

2022/11/16   -研究

近年、耳障りに感じられる言い回しが、標題にした「……させていただきます」である。 使う側は、丁寧な言葉遣いだと思っているのかもしれないが、時に、おかしな使用例もあったりする。 過日、死刑をめぐる軽口放 ...

平曲への疑問・続

2022/11/06   -研究

先のブログ「平曲への疑問」の補遺になる。 先のブログでは、狂言の「平曲」について記したが、少し気になることがあったので、「狂言記」を開いてみた。新日本古典文学大系『狂言記』である。 「狂言記」(正編・ ...

平曲への疑問

2022/11/03   -研究

一昨日(11月1日)、専修大学の生田校舎で、兵藤裕己氏の講演「盲僧(琵琶法師)の語り物伝承をめぐって」を聞いた。 兵藤氏が、長年にわたって、ほぼ独力で採録した、最後の盲僧(琵琶法師)ともいうべき、山鹿 ...

辞書は引くもの・続

2022/10/31   -研究

辞書の説明が当てにならないことについて、もう少し書く。これも、古語辞典のことになる。 古語辞典の語義の説明は、その言葉が現代語の何にあたるのかを示す。多くの場合、①○○、②△△、③××、④□□……、の ...

辞書は引くもの

2022/10/29   -研究

大学在職中、国文学科に進学した学生たちとの、最初の演習の場で、いつも紹介していた言葉がある。「辞書は引くものであって、引かれるものではない」という言葉である。誰の言葉であったのかは、忘れてしまったのだ ...

小泉八雲の東大講義録

2022/08/25   -研究

知人のKさんから、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の東大講義録が、実におもしろいと聞いたので、さっそく取り寄せて読んで見た。『小泉八雲 東大講義録』(池田雅之編訳、角川ソフィア文庫)である。副題に「日 ...

万葉植物三題

2022/08/07   -研究

わが家の狭い庭の片隅に、鉢植えが並んでいる。 私は不精者だから、水やりなどはまずしない。すべて家内がやっている。時折、それで叱られる。その鉢植えの中に、万葉植物が三種ある。ヌバタマ(ヒオウギ)、橘、浜 ...

後ろ指をさされる人生・続②

2022/06/27   -研究

①の続きになる。 ここで興味深いのは、古人大兄(ふるひとのおおえ)の謀反事件の共犯者である。『日本書紀』大化元年(六四五)九月三日条には、次のようにある。吉備笠臣垂(きびのかさのおみしだる)の自首に先 ...

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