研究者の文体・続
2026/08/04
-研究
筑摩書房のPR誌『ちくま』の8月号を見ていたら、歌人の俵万智とブック・デザイナーの名久井直子の「歌集の顔のつくり方」と題する対談が載っていた。 その対談の中で、名久井の発言を受けて、俵が、短歌はSNS ...
「都」と「鄙」
2026/05/11
-研究
古代の日本には、「都」と「鄙(ひな)」とを截然と分ける意識があった。「都」の範囲は、大雑把に述べれば、都を置いてよいとされた、大和王権の中心的な国々のある地域で、いわゆる幾内の五国、大和・山背(城)・ ...
やはり理不尽・続
2026/03/04
-研究
先のブログ「やはり理不尽」に記したことの後日譚を記す。 この「やはり理不尽」に記した内容とほぼ同様なことを記して、どうしてこんな愚劣な制度になっているのかを、国会図書館に問い合わせてみた。すると、すぐ ...
やはり理不尽
2026/02/27
-研究
ある仏教系の学会の雑誌論文を見る必要があって、その雑誌の所蔵先を検索してみた。文学部に仏教学、宗教学系の研究室のある、さらには東洋文化研究所が附置されている東大なら所蔵しているだろうと思ったら、まった ...
ナマコの本名
2026/01/15
-研究
先日テレビのニュースを見ていたら、能登の高級食材であるナマコ(海鼠)が、一昨年の大地震と近年の海水温の上昇との影響により、深刻な不漁に陥っていることが報道されていた。 そのナマコだが、私の場合、まず食 ...
今日は大晦日
2025/12/31
-研究
今日は大晦日である。昨日のうちに神棚に鏡餅をお供えし、門口に小ぶりの松を飾って新年のお祝いにした。 古来「一夜飾りはいけない」とされるから、それで昨日のうちにやっているのだが、それではなぜ「一夜飾りは ...
「今日さま」
2025/12/16
-研究
この直前のブログ「「きょう」か「こんにち」か」の最後に、「今日(こんにち)さまに済まない」という言い回しがあることを、付け足りのように述べておいた。 その「今日さま」という言葉を辞書で調べてみたら、そ ...
百川敬仁君のこと
2025/11/09
-研究
先週の日曜日(11月2日)、東京女子大で開催された日本文学協会の大会に参加した。「フィクションの精神――「「である」ことと「する」こと」を出発点に――」と題するシンポジウムが企画の中心で、山下久夫、宮 ...