「 月別アーカイブ:2023年01月 」 一覧
乃木希典のこと
2023/01/29
-雑感
東大文学部には、退職予定の教員が、現・旧の教員(希望者のみだが)の前で、自身のこれまでの研究を振り返りつつ、講演する慣行がある。文化交流研究懇談会の名で、年度末が近づく頃に開催されている。 つい先日も ...
ハクキンカイロ
2023/01/26
-雑感
この数日、余りにも寒いので、戸棚の奥のハクキンカイロを取り出して使っている。 ハクキンカイロは、漢字で書けば白金懐炉だが、いまの若い世代では、知っている人はほとんどいない。新聞やテレビの広告でも見かけ ...
江戸五色不動
2023/01/19
-雑感
先のブログで、目白の駅名について触れた。目白の駅名は、地名とも共通する。その由来は諸説あるようだが、古来、目白不動にあるとされる。目白不動は、いまは、学習院下近くの金乗院(こんじょういん)の不動堂に祀 ...
「目白」のアクセント
2023/01/18
-雑感
先日、大塚に行くため、新宿から山手線に乗った。高田馬場駅で、ホームの案内放送が聞こえた。「次は目白です」という案内なのだが、「目白」の高低のアクセントがおかしい。「目白」は、メが高く、ジロが低いはずだ ...
松本清張「火の記憶」
2023/01/12
-雑感
松本清張に「火の記憶」と題する短編がある。さして評価の高い作ではないし、いま読み返しても、結末部分など、無理な謎解きに仕立てようとする意図が見え透いていて、どこか物足りない。 とはいえ、この小説には、 ...