「 月別アーカイブ:2021年09月 」 一覧
四代目三遊亭円遊
2021/09/30
-雑感
夜、いつも落語のCDかテープを聴きながら寝る。知らぬ間に寝入ってしまうのは、演者が上手だからである。リラックスできるからだろう。下手くその噺家ではだめである。イライラして、かえって寝られなくなる。 落 ...
神を感ずる②
2021/09/30
-研究
「神を感ずる①」で述べたことは、宗教学者、あるいは神社関係者の述べるところとはずいぶん違っているかと思う。そこに記したことは、私の祭の体験を通じて得られた、一つの帰結に過ぎない。 この②では、実際に神 ...
神を感ずる①
2021/09/25
-研究
いろいろな祭を見てきたが、神の存在がつよく意識されるような祭はまずない。都会の大きな神社の祭など、時に馬鹿騒ぎが目的かと思われたりもする。神輿(みこし)の担(かつ)ぎ棒に土足で乗る輩(やから)までいた ...
ウサギの数え方
2021/09/24
-雑感
ウサギは一匹、二匹とは数えず、一羽、二羽と数える、というのは、ほぼ常識だろう。物の本には、江戸時代、鳥類以外の肉食は禁じられていたので、ウサギを食用とする際、鳥と同様に扱うため、一羽、二羽と数えるよう ...
青じそ・大葉
2021/09/23
-雑感
前から気になっている言葉がある。オオバ(大葉)である。青じその葉のことだが、こんな言い方は昔はしなかった。手許にある『日本国語大辞典』縮刷版は、前にも書いたように、第一巻の刊行が昭和54年だが、そのオ ...
お月見とハロウィン
2021/09/22
-雑感
昨夜は、中秋の名月だった。時折、雲に隠れはしたが、それでもまん丸なお月さまの姿を見ることができた。隣家の娘のところでは、ススキを飾り、お月見団子を供えたらしい。 そんなふうに、お月見をする家はどのくら ...
漢字画数制限の議論
2021/09/20
-研究
「「現場」をどう呼ぶか」の中で、『日本国語大辞典』の名を出した。日本で最大の国語辞典である。全二十巻で、第一巻の刊行は昭和47年。その後、それを十巻に縮刷した版も刊行された。その第一巻の刊行は昭和54 ...
「現場」をどう呼ぶか
2021/09/19
-雑感
刑事物のドラマを見ていると、事件などの「現場」を判で押したように、ゲンジョウと呼んでいる。しつこいと思われるほどに、ゲンジョウを強調する。警察に知り合いがいないので、確認できないのだが、実際にもそう呼 ...
三四郎は童貞か
2021/09/17
-研究
漱石の『三四郎』である。 高校の教科書には、判で押したように、『こころ』が載せられている。私はこれが気にくわない。なぜ『三四郎』『草枕』『夢十夜』などではないのか。青春時代には、それにふさわしい作を読 ...
オーケストラの経営危機
2021/09/17
-雑感
先日、テレビで、コロナ禍の中、楽団運営に苦しむ東京フィルハーモニーの実情を報告するドキュメンタリー番組を見た。度重なる演奏会の中止や、観客数の削減が、財政面でとてつもない痛手を与えている様子がひしひし ...