「 月別アーカイブ:2024年04月 」 一覧

ハンバーガー

2024/04/28   -雑感

またしても食べ物の話で恐縮である。 ハンバーガーを初めて食べたのは中学生の時である。60年以前の昔のことになる。 同居していた伯母が、時折、お土産に買って来てくれた。新宿駅の構内、いまならエキナカの一 ...

「おにぎり」?

2024/04/23   -雑感

今日(4月23日)の朝、NHKの「あさイチ」を、ちらりとながめていたら、「おにぎり革命」と題して、「おにぎり」を取り上げていた。いまや「おにぎりブーム」なのだという。 なるほど、あちこちに「おにぎり屋 ...

われ讃(ぼ)め

2024/04/20   -雑感

「われ讃(ぼ)め」とは、自讃であり、ある場合には自慢になる。『日本国語大辞典』は、初出例を明示することを特徴とする辞書だが、その「われぼめ」のところには、『枕草子』の例が挙げられている。なるほど、『枕 ...

中野三敏さんの警告

2024/04/16   -研究

先日の「朝日新聞」(4月8日付朝刊)の一面に「国立大学法人化20年 本社調査」と題する記事が載っていた。その見出しには「学長7割「悪い方向進んだ」」「運営費交付金減り、雇用・研究危惧」とあり、さらに二 ...

上代文学史稿(三)

2024/04/15   -研究

3 漢詩文の世界 ●古代国家と漢文 古代の日本人が独自の文字を発明することができず、表記の手段として外国語である中国語の文字(漢字)に頼らなければならなかったことは、高度な中国文化の圧倒的な影響下に置 ...

上代文学史稿(二)

2024/04/14   -研究

2 古代和歌の生成 ●歌謡から和歌へ 古代の歌謡は、口誦の世界を背景として成立した。しかし、律令国家が誕生し、官僚組織が整備され、都市生活が営まれるようになると、集団性から切り離された個的なものへの自 ...

上代文学史稿(一)

2024/04/14   -研究

ずいぶん以前、大学生を主たる対象とする、日本文学史の概説書を刊行する企画があり、上代の部分を、私が担当することになった。早くに私は原稿を提出したのだが、他の時代の原稿がなかなか集まらない。それで、とう ...

重いコンダラ

2024/04/02   -雑感

この表題で、「ああ」と気づく方は、もうかなりのお歳のはずである。 だから、そうしたずいぶん以前の、いまさらながらの話題になる。 野球漫画の傑作「巨人の星」がアニメ化され、テレビ放映されたのは1968年 ...

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