「 月別アーカイブ:2022年12月 」 一覧

民主主義の危機・再論

2022/12/27   -雑感

このブログの初めのところで、「民主主義の危機」「ヒトラー『わが闘争』」という、二つの文章を書いた。 ポピュリズムに迎合する政治家の姿勢が、現在の民主主義の危機的な状況を生み出していることを、そこで述べ ...

野村万作の至芸

2022/12/22   -雑感

先日、武蔵野大学能楽資料センター主催の「狂言鑑賞会」を見て来た。 野村万作の「菊の花」が、まさに至芸で、いたく感嘆した。 万作は、昭和6年生まれだから、当年九十一歳。足腰のしっかりしていることに、驚か ...

里見弴の「椿」

2022/12/17   -研究

知人のNさんから、長野の信州新町の有島生馬記念館に立ち寄った、というメールをもらった。有島三兄弟の資料がいろいろと保存されているという。Nさんのご主人は、三兄弟の一人、里見弴(さとみ・とん)に私淑して ...

大きくなる財布

2022/12/09   -雑感

二つ折りの財布をずっと愛用している。 長い財布は、どう見ても不便そうである。夏など、その長い財布を、ズボンの尻ポケットに入れている人を見かけることがあるが、よく掏(す)り盗られないものだと思う。 二つ ...

土に返す

2022/12/05   -雑感

しばらく前のことだが、ある寺院の経営する納骨堂が財政破綻し、そこが閉鎖された、という新聞記事を読んだ。 近年、納骨堂の宣伝をあちこちで見かける。骨壺をロッカー状の空間に安置し、遺族がお参りに訪れると、 ...

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