「 月別アーカイブ:2022年10月 」 一覧

辞書は引くもの・続

2022/10/31   -研究

辞書の説明が当てにならないことについて、もう少し書く。これも、古語辞典のことになる。 古語辞典の語義の説明は、その言葉が現代語の何にあたるのかを示す。多くの場合、①○○、②△△、③××、④□□……、の ...

辞書は引くもの

2022/10/29   -研究

大学在職中、国文学科に進学した学生たちとの、最初の演習の場で、いつも紹介していた言葉がある。「辞書は引くものであって、引かれるものではない」という言葉である。誰の言葉であったのかは、忘れてしまったのだ ...

蔵書をどうするか

2022/10/21   -雑感

どの国文学者もそうだろうと思うが、家に大量の蔵書を抱えている。 私の場合、世田谷の家と信濃追分の山荘に分けて置いてあるのだが、いまやどちらの書架も満杯状態。しかも、本を二重、三重に重ねたりもしているか ...

近未来の科学技術

2022/10/13   -雑感

前にも書いたように思うのだが、英語力の衰えが著しいので、しばらく前から、ジャパンタイムズが発行している、英語学習者向けの週刊新聞“alpha”を購読している。 その9月30日号が、近未来の科学技術につ ...

新聞の行方

2022/10/07   -雑感

この二年半、ほとんど外に出ない生活を送っている。 家にばかりいると、頭の呆(ぼ)けが進む。このところ、何度も、新聞の夕刊を取り込むのを忘れている。翌朝、朝刊を取りに行って、夕刊がそのままであったことに ...

オックスフォードのガウン

2022/10/02   -雑感

例によって、テレビで外国のミステリーばかり見ている。 英国のものでは、コリン・デクスター原作の「モース警部」、そこからのスピン・オフ作品である「ルイス警部」、また若き日のモースを描いた「刑事モース」な ...

検察側の証人・続

2022/10/01   -雑感

前のブログで、アガサ・クリスティの短編「検察側の証人」を原文で読もうと、AMAZONに注文したら、原作そのものではなく、学習者向けに平易に改めた本文が届いたことについて書いた。英国、グラスゴーの出版社 ...

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