「雑感」 一覧

松本清張「火の記憶」

2023/01/12   -雑感

松本清張に「火の記憶」と題する短編がある。さして評価の高い作ではないし、いま読み返しても、結末部分など、無理な謎解きに仕立てようとする意図が見え透いていて、どこか物足りない。 とはいえ、この小説には、 ...

民主主義の危機・再論

2022/12/27   -雑感

このブログの初めのところで、「民主主義の危機」「ヒトラー『わが闘争』」という、二つの文章を書いた。 ポピュリズムに迎合する政治家の姿勢が、現在の民主主義の危機的な状況を生み出していることを、そこで述べ ...

野村万作の至芸

2022/12/22   -雑感

先日、武蔵野大学能楽資料センター主催の「狂言鑑賞会」を見て来た。 野村万作の「菊の花」が、まさに至芸で、いたく感嘆した。 万作は、昭和6年生まれだから、当年九十一歳。足腰のしっかりしていることに、驚か ...

大きくなる財布

2022/12/09   -雑感

二つ折りの財布をずっと愛用している。 長い財布は、どう見ても不便そうである。夏など、その長い財布を、ズボンの尻ポケットに入れている人を見かけることがあるが、よく掏(す)り盗られないものだと思う。 二つ ...

土に返す

2022/12/05   -雑感

しばらく前のことだが、ある寺院の経営する納骨堂が財政破綻し、そこが閉鎖された、という新聞記事を読んだ。 近年、納骨堂の宣伝をあちこちで見かける。骨壺をロッカー状の空間に安置し、遺族がお参りに訪れると、 ...

人間ドック・おかしな質問表

2022/11/15   -雑感

毎年、虎の門病院で人間ドックを受診している。事前に、健康状態等を記入する質問表が届くのだが、どう答えてよいのかがわからない項目がある。「特定健康診査(特定健診)に関する質問(その2)」「保健指導・今後 ...

猫嫌いの理由

2022/11/14   -雑感

昨日(11月13日)、JR東海主催の講演会「武者ノ世がやってきた」を、聴いた。坂井孝一、吉野朋美のお二人が講師だったのだが、ここで述べたいのは、その講演内容についてではない。 そこで配布された、講師紹 ...

サクマ式ドロップス

2022/11/10   -雑感

サクマ式ドロップスを製造する佐久間製菓が、来年1月で廃業するという。一方で、サクマドロップスを製造するサクマ製菓には、そうした動きは見られず、これまで通り営業を続けるらしい。 ドロップスは久しく口にし ...

こむら返りの治療法

2022/11/06   -雑感

夜、寝ていて、突然、足がつる、つまり、こむら返りを起こすことがある。それを即座に直す治療法があることを、塩村耕(しおむら・こう)氏の『江戸の教養 生きた、見た、書いた』(水曜社)で知った。 岩瀬文庫( ...

蔵書をどうするか

2022/10/21   -雑感

どの国文学者もそうだろうと思うが、家に大量の蔵書を抱えている。 私の場合、世田谷の家と信濃追分の山荘に分けて置いてあるのだが、いまやどちらの書架も満杯状態。しかも、本を二重、三重に重ねたりもしているか ...

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