雑感

エサキモンキツノカメムシ

投稿日:

家内が家の窓を掃除していたら、部屋の隅にカメムシがいるのを発見した。1センチよりはやや大きい。白いハート型の模様が背中にある。エサキモンキツノカメムシである。
この秋、信濃追分の山荘で、このカメムシを見つけた、やはり部屋の隅にいた。図鑑で調べて、それで名がわかった。そのまま逃がしてやったのだが、ひょっとすると何かに紛れて、東京まで着いてきたのかもしれない。これまで東京では見たことがない。

図鑑によると、ハート型の模様をもつ昆虫は、ほかにはほとんどないという。実に見事なハート型である。
最初、モンキツはモンツキの誤りかと思った。「ハート紋付き」と解したからである。いまでも、モンツキノカメムシの方が覚えやすい名ではないかと思う。どこに逃がしてやるべきか、目下思案中である。

ブログには写真を載せているものが多いから、ここもそうすべきかもしれない。しかし、私はスマホはいまだに持っていないし、何よりデジカメが嫌いである。ずっとフィルムカメラ一辺倒であった。最後に愛用していたのは、ミノルタの超小型カメラTC-1だった。万葉故地の探索、各地の祭りなど、ずいぶんと足を運び、その写真も膨大にある。その多くは、スライドにして残してある。もっとも、そのスライドにも、いまや黴(かび)が生えかかっている。デジタル写真でないと、ブログには載せられないから、それで私のブログには写真がない。

*エサキモンキツノカメムシ、漢字では江崎紋黄角亀虫と書くらしい。江崎は昆虫学者の名という。ハートの模様は、白のほか黄色もあるらしい。

-雑感

Copyright© 多田一臣のブログ , 2025 AllRights Reserved.