雑感

夢日記・またまた

投稿日:2024年6月10日 更新日:

明け方、うつらうつら状態で、こんな夢を見た。

大学のゼミの学生を連れて電車に乗っている。その学生たちとは、顔なじみの感じがまったくしない。江ノ電のような小さな電車で、海辺に向かっているらしい。

どことも知れぬ小さな駅で、学生たちがみな降り始めた。ここで降りるのかと聞くと、そうだという。慌てて降りたら、荷物も何も持っていない。靴も履いていない。電車の中で靴を脱いで、そのまま降りたらしい。裸足(はだし)ではなく、極端に短いサンダルを履いている。足裏の長さの半分ほどしかない、茶色の皮のサンダルである。

気がつくと、駅の近くの薄暗い食堂の中にいる。店内には、テーブルがいくつか並んでいて、学生たちはみな座っている。席を探したが、どこも空いていない。座れずにいるのに、誰も声を掛けてくれない。知らない客もいて、ベンチのような椅子に荷物を置いているので、座らせてくれと頼んだら、駄目だという。

学生たちは、海に行くという。この短いサンダルでは仕方がないので、そこに残ることにする。食堂の店先は、さびれた駄菓子屋風になっていて、いろいろなものが天井からぶら下がっている。主(あるじ)に、草鞋(わらじ)はないかと尋ねると、ないという。近くに履物屋はないかと尋ねると、いまはもうないという。

それで、外に出る。いきなり賑やかな電車の駅に行き当たる。ホームに上がって、電車に乗り込む。東横線のようである。電車は、鎌倉の市内の四つ辻のようなところを建物すれすれに曲がりながら通っていく。「次は祐天寺(ゆうてんじ)です」という案内があったところで、目が覚めた。

*意識化に鎌倉や江ノ電の記憶があるようだが、なぜなのかわからない。東横線が出て来るのも不思議である。草鞋の連想は、落語の「ぞろぞろ」からかもしれない。

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